広報ちゅうざん 10月

作業療法による生活行為向上マネジメントを用いた急性期から生活期(在宅生活)までの支援

記:作業療法士 安里 亮

 作業療法士は対象者自身やその家族が「生活の中で意味のある作業を行うこと」に焦点を当てて、 その人らしい生活行為を行うことで、「人は元気になれる」の考えを基に「生活そのものを活かした」支援を行っています。



 上記で述べた生活行為とは図1のように、人の生活を取り巻く様々な作業を意味しており、 人の生活は生活行為=作業活動と考えられています。私たちの生活は、「自分のことが自分でできる」 「したい作業が継続できる」など、その人にとって「意味のある生活行為・作業」を続け、 その結果から満足感や充実感を得て、人は元気になります。
 作業療法士はその人にとって大切に思う「意味のある作業」を実際の場面で聞き取り、 生活行為に焦点を当てて急性期から生活期の作業療法士は支援を行っています。 その支援方法が「生活行為向上マネジメント」で示されており、 当院作業療法科でも生活行為向上マネジメントを早期から取り入れ沖縄県における医療系分野の協力施設として活動を行っています。
 沖縄県における作業療法士が生活行為向上マネジメントを理解し急性期から在宅生活まで連携し合えるように取り組みを強化し、 今後も地域で生活を営む対象者やその家族が「意味のある作業を継続できる生活」を支援していきます。