開かれた病院

 地域と一体化し開かれた病院を目指して、地域の介護ボランティア養成講座の実習や、保健師の研修、中高校生のポランティア活動に利用してもらっている。その機会をとらえて、障害についての考え方や、地域での障害者の生活への協力について説明している。
 この「開かれた病院」との考えに基づいた活動は、地域の人々にリハや在宅医療への理解を深めてもらい、病院本来の機能を十分に利用してもらうために欠かせないものである。 地域の病院として現実を重視し、リハ医療を積極的に行うとの考えに基づいて入院中のリハから在宅医療への移行が円滑に行う努力が続く。

入院リハから在宅医療への努力

 患者や家族が自宅へ戻る不安を軽減し、退院後の家庭生活を現実の問題として考えてもらうため、「病院の玄関はいつでも開けていますから、家庭の玄関も開けていてください」と問題が生じたら何時でも受入れることを約束すると同時に、家庭にも患者を受入れる努力を求めている。

在宅医療に向けて-患者宅での評価と指導を重視

 入院後早期より家庭環境の聞き取りと家庭指導を数回行い、さらに退院後の在宅ケアに備えて試験外泊と外泊中の家庭訪問を実施している。家族の人間関係や家屋構造、周辺環境などの家庭環境を十分把握して、生活用具の給付や地域サービスの調整、問題点に対する現場での指導に加えて病院での訓練を退院後の生活環境に即したものにしている。特に家庭改造について、現場で患者とリハスタッフ、地域行政、業者と話し合うことが大変効果的である。

問題例への対応

 退院後に問題が予想される例は、保健所との地域カンファレンスで情報提供するほか、その機会に患者と地域の担当保健師との面接を行って、緊密な連携をとっている。

ちゅうざん病院における在宅ケアの連携

院長あいさつ

 令和5年4月から末永正機先生から院長を引き継ぎました田島文博です。わたくしの前職は和歌山県立医科大学リハビリテーション科教授で、同病院の副院長も勤めました。

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・病床数
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個人情報保護に関する取り組み

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・研究について

当院で発行している広報誌になります。

これらの研究は、通常の診療で得られた記録及び過去の記録をまとめることによって行います

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