作業療法とは

  「作業療法は、人々の健康と幸福を促進するために、医療、保健、福祉、教育、職業などの領域で行われる、作業に焦点を当てた治療、指導、援助である。作業とは、対象となる人々にとって目的や価値を持つ生活行為を指す。」と日本作業療法士協会で定義されています。

当院の作業療法課の理念

 全ての人が「好きな人・好きなことのある人生」が実現できるように支援することを目的としています。作業療法部門の理念に基づき生涯教育の中で作業活動(意味のある作業)に焦点を当て作業療法を活用した教育を目指しています。

生活行為向上マネジメント(MTDLP)への取り組み 

 MTDLPを通して患者様のしたいことへの支援をチームで行っています。県士会員のMTDLP推進班も在籍しており力強いサポートが得られる環境です

リハビリテーション医学の化学的知識を用いての専門的介入の教育 

 1~3年目までにリハ医学の科学的知識を踏まえてのリスク管理のもとに作業療法を学び実践することが出来ます。になり、学会発表や論文執筆のサポート体制もあります。

手の外科疾患の受け入れと急性期病院との連携 

 県立の急性期病院形成外科医・作業療法士と連携し、手の外科疾患のカンファレンスを行い、紹介患者を当院外来作業療法士にてハンドセラピーを行っています

地域在宅支援部門(通所・訪問・外来リハビリテーション)との連携 

地域在宅部門と連携を図りながら、回復期から生活期への後方連携の取り組みに力を入れています。患者さまの「やりたいこと、できるようになりたいこと」を大切にしながら、住み慣れた地域、住居でその人らしい人生を送れるよう支援しています。

自動車運転再開支援への取り組みと自動車教習所との連携 

 県士会特設委員の「沖縄の移動を考える作業療法委員会」委員長を務める作業療法士が在籍し、脳卒中を中心とした障害を持った方の自動車運転再開支援に力を入れています。STと協力しながら、当院の自動車運転再開マニュアルに沿って支援を行い、身体機能・高次脳機能評価、訓練に加え、県内の自動車学校とも連携し、実車評価を行っています。

関連病院

 

 

Facebook