共育(共に育む)人財(スタッフはかけがえのない人)
看護部長挨拶-浜里まゆみ
回復期リハビリテーション病院は、急性期治療で命が救われた患者様の、その後の人生をよりよいものにするために、大きな役割を担っています。
当院では、「患者さんのための病院、地域に開かれた病院づくり、生涯学習につとめよう」を基本方針としております。患者様を中心に多職種が情報を共有しながらそれぞれの専門性を発揮し、在宅復帰を目標としたリハビリテーションを提供しています。 看護部は、看護職・介護職総勢150名ほどが在籍しており、患者様のために何ができるか考えることを第一に、患者様、ご家族様、地域の方々に信頼されるよう「患者様の人生に寄り添うリハビリテーション看護・介護」を提供できるよう努めております。新卒看護師の就職も年々増えており、今年度は18名を迎え入れました。看護職・介護職の教育に力を入れ、安全・安心な療養環境の提供、生活機能の回復とQOLの向上を目指したリハビリテーション看護・介護の提供を行っていきます。
【看護部の理念】
患者さんの主体性・自立性に基づいた自己決定を尊重し、生活機能の回復とQOLの向上を目指した看護・介護を提供します。
【看護部基本方針】
・個別性に基づいた安全・安心な医療環境を提供します。
・他職種と協働し、生活機能とQOLの向上を目指した科学的根拠に基づく看護・介護を提供します。
・専門職業人として生涯学習に努めます。
・社会の変化や医療の進歩に伴うニーズを理解し、病院の健全運営に努めます。
【看護部の共育理念】
看護部の理念の基づき、看護職として求められる知識・技術・態度を備えた専門職人財を育成する。
【共育方針】
・ちゅうざん病院看護部のキャリアラダーに基づき、看護実践に必要な知識・技術を各段階に応じて教 育の支援を行う。
・新人看護師については、新人看護支援システムによる教育体制を運用する。
・看護・介護の主体性を尊重し、学習ニーズに沿った教育の機会を提供することで、専門職業人として自己実現に向け支援する。
・社会の動向・医療を取り巻く環境を踏まえて学習の機会を提供する。
・職位と役割に応じた外部研修、学会参加などの機会を提供する。
【共育目標】
当院の求める看護人財を区政するたに、すべての看護職員に対して教育環境の整備と自己成長の支を行う。
【屋根瓦方式共育体制導入】
令和4年度より看護部では「屋根瓦式共育体制」を導入します。
屋根瓦方式共育体制は、1年目から師長まで誰もが教え学ぶ立場にあるという考え方です。
互いに「教え」「教えられる」ことを通して、互いに成長できることを目的としています。
【当院のリハビリテーション看護】
「患者の人生を支えるリハビリテーション看護」
看護師一人ひとりが「考えるリハビリ看護」を患者様に提供しています。
「考えるリハビリ看護」とは患者様の「全身を診る」「人生をみる」ことです。