栄養科

私たち栄養管理士は食事の提供と
栄養のサポートを行っています

私たち栄養管理士は食事の提供と栄養のサポートを行っています。リハビリテーションの効果を充分に引き出すため、低栄養状態が改善できるよう可能な限り患者さま一人ひとりにあった食事提供を行っています。また、体組成計(InBodyS10)を活用して筋肉量や体脂肪量などをモニタリングし、提供栄養量が適正かアセスメントしています。

管理栄養士の行動指針

  1. 栄養を食べ物で表現する職種であることを自覚します
  2. 口から食べることを推奨します
  3. 安全・安心・美味しい食事提供をします
  4. 適切な嚥下調整食の提供と開発をします
  5. カンファレンスに参加し、チームの一員として貢献します
  6. 栄養状態の適切な評価を行い、全身状態の改善及びリハビリテーション効果の向上につなげます
  7. 再発予防、基礎疾患に対応する食事教育をします
  8. 在宅での食事に対する不安解消、地域・施設との十分な連携をとろう
  9. 自己研鑽をし、質の高い栄養管理を提供しよう
  10. 栄養ケアを多職種協働で介入するシステムの構築し、定期的な栄養評価と質の向上に努めよう

行事食について

病院で提供する食事には治療目的のためいろいろな制約があり、患者さまの満足には届かないことも多いです。そこで長期入院の方の気分転換になればとの思いを込めて、行事食の提供をしています。

嚥下調整食
高齢や疾患の影響で飲み込む力が弱くなっている方には日本摂食嚥下リハビリテーション学会分類2021や国際基準のIDDSIに沿った「嚥下調整食」を導入しています。

栄養指導について

サルコペニアを予防する食事内容や、疾患を悪化させないような食事方法や選び方、嚥下調整食が必要な患者さまに対して、自宅でも継続してもらえるよう管理栄養士による栄養指導を実施しています。

衛生管理

給食委託会社(LEOC)と連携してHACCPに沿った衛生管理をしています。配膳後のお食事は速やかにお召し上がりください。

食事の持ち込み

当院では食事もリハビリの一環として、差し入れは原則ご遠慮いただいています。家族が飲食物を持ち込むときは職員にご確認ください。その際には衛生状態にくれぐれもご注意ください。